
大山塾は盛岡市に2011年『英会話&学習塾マークエース』として開校しました。
開校当初、校名の通り昼間は英会話教室、夜間は少人数制の学習塾という形でスタートしました。未就学児のお子様からシニアの方々を対象にしたクラスではオールイングリッシュのレッスンで定評がありました。
その後、『個別指導マークエース』として個別学習塾へ進化し、2020年に『大山塾』へと校名を変え、コーチングを本格的に導入した指導法へとさらにグレードアップしました。
しかし、子どもたちからは常に『やらされてる感』がつたわってきます。
原因は明らかでした。文字通り
親や先生という周りの大人から『むりやりやらされている』からです。
勉強をやる目的、理由、方法、目標が子どもたちには必要です。
しかし、それらを与えたとしてもまだまだ子ども。
すぐに見失ってしまいますし、忘れてしまいます。
そんな時、親や教師はすぐに教えて、与える事で解決しようとします。
その結果子どもがどうなるのかというと、例えばテストで解けない箇所があると、『授業でやってないから』とか『黒板に書いてなかったから』とか『教えられていないから』などと授業や先生のせいにしようとします。
最悪親が子どもと一緒に学校を責めます。
『他責』です。
何事も受け身でやっているうちは本当に身につくことも習慣になることもありません。
当塾もかつては講師が一生懸命になって教えたり指示を出したり、課題を出したりしていました。
これでいいのか?子どもたちは幸せなのだろうか?
そこで、講師と生徒と親。大人と子どもという上下の関係を見直しました。そして私はそれまでの指導の仕方を根本から見直しました。
そこで行き着いたのがコーチング学習指導です。
「教える・与える・助ける指導」を見直し
「子どもの能力を信じて見守る指導」を行なっています。
前者は「子どもができない」ことが前提で、
後者は「子どもには能力がある」と信じることが前提です。
見守るといっても『傍観、放任』ではありません。
傍観や放任は『相手に関心を持たない』状態を言います。
コーチング学習指導はそれとは正反対です。
『解決能力は本人の内にあると信じ切る姿勢』を持ち、子どもが転んでも手を出さず、絶対に自分から起き上がれると信じて見守ります。
もし本当に助けが必要な時は、自分から助けを求められるように指導します。
子どもは自分でできると分かれば自分を好きになります。
好きになると自分を信じられるようになります。(自信)
自信がつくと自分を認められるようになります。(自己承認)
そうして初めて、やりたいことに向かって前に進めるようになるのです。(自己実現)
『子どもが本当に“やりたい”こと、“なりたい”自分になるための行動を引き出せる。“やれる”の気持ちが続く。』
これが大山塾の基本理念です。
当塾がここまで成長できたのも地域の方々や家族の支えがあってこそです。今まで支えてくださった多くの方には心から感謝申し上げます。
『大山塾』は今後も進化を続けていきます。
今後ともどうぞよろしく願いいたします。
大山塾
代表大山敏幸